名古屋人ランナーのご当地な日々

いやあ、数年越しの恋が実ったらこんな気分でしょうか。(*´Д`)

誰しも心に抱いている幻の味というものがあるものですが（決め付け）、私の場合は、

・養老軒のふるーつ大福
 

・恵那福堂の栗の木ロール


がそうでした。

この2つのうち、ふるーつ大福は去年の秋にようやく買うことができたので、残る幻の味は栗の木ロールだけになっていたのですが、これがなかなか出会えない(-д-;)

デパ地下の催事で恵那福堂が出店すること自体はままあるのですが、栗の木ロールは売り切れていたり、入荷が遅れたり、そもそもなぜか販売されていなかったり、売っていてもちょうど暑い盛りで冷蔵庫が満杯なので買えなかったり、様々な理由で買い逃し続けていたのです。

それが先日、偶然デパートに買い物に行って地下に降りたら、ちょうど恵那福堂が出店中！ 取扱商品の中にちゃんと栗の木ロールもある！ そして冷蔵庫には一応多少の空きがある！

と見事に条件がそろっていたので、もはやこれは運命だ！ 行くしかない！とさっそく購入。いや、思わぬところに出会いってあるものですね♪(^^)v（←スイーツを恋愛のように語る痛い40女）


※過去記事：
栗が好きならこのお店！ 中津川の恵那福堂
栗王国・中津川から栗菓子の老舗がやってきた

さて、これが実物です。


お店では冷凍で売っていて、食べる時に解凍するようになっています。箱を開けると食べ方についての説明がありますが、自然解凍で4～5時間程度。


解凍すると日持ちは約2日ですが、冷凍したままなら1か月はもつので常備しておくと便利かも♪


サイズは長さ約16センチ、断面の長径が8センチ、短径が6センチといったところですね。お値段はこれで税込1500円ちょっきりです。


恵那福堂は栗きんとんに定評のある和菓子屋さんですので、このロールケーキに使われているクリームは何と栗きんとん入り！！(*ﾟДﾟ)

ところどころに大きな栗の粒が混じっている、限りなく栗きんとんに近い濃厚なマロンクリームがココア生地に巻き込まれています。濃厚ですが、口当たりはなめらかで、甘くてもさらりと後を引かない味です(^q^)

そして栗の木の幹をイメージしたというココアスポンジ部分は、外側がまさに樹皮のようにパリッとしていて、それでいて中はしっとりふわふわしています。この、柔らかくもほのかな苦みの感じられるココア生地に、濃厚でいてなめらかな栗のクリームの味わい…

何というか…

長年待っただけの甲斐はある味でした(*´q`)

箱の説明書きによると、この栗の木ロールは半解凍のちょっとシャリシャリした状態で食べてもアイスっぽくておいしいらしいです。これも試してみよう(^q^)


その他には以前にも買った「ふわ福」、栗きんとん入りのパイや葛まんじゅうといった商品が並んでいましたが、今回買ったのはこちらの抹茶どら焼き190円。


どら焼きではアンコの中に栗やバターが入っている商品もありましたが、栗の木ロールにたっぷりと栗が入っていることですし、あえて栗と関係ない商品を選んでみました。

しかし、これまたおいしいです(*^q^*) しっとりとした皮部分は、ココアとはまた違った抹茶のほのかな渋さがあって、これが中のつぶあんの甘さを引き締めている好相性！

お茶うけにももちろんいいですが、このわずかな苦みのおかげで、お茶なしで食べても甘さが尾を引いて口の中がくどくなることがないのがうれしいですね♪

ちなみに日持ちは常温で1週間です。これまた、常備しておくといろいろ重宝しそう(*^_^*)


というわけで、長年追い求めてきた（※そこまでの年月は経っていません）幻の2つの味をめでたく制覇してしまいました！

ですが、スイーツ好きのはしくれとして、これで美味の追求が終わったわけではありません。いずれ第2、第3の栗の木ロールやふるーつ大福が現れ、私の心を惑わせてくれるはずです。いつその日が訪れてもいいように、警戒を怠らず精進を続けたいと思います（←スイーツを怪獣映画のように語る痛い40女）。



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恵那福堂【岐阜県中津川市】
アクセス：JR中央本線中津川駅から徒歩約15分 [地図]
営業時間：8:30～19:00（火曜定休）
URL：http://www.enafukudo.jp/