名古屋人ランナーのご当地な日々

 和菓子屋さんの店先のガラス戸には、よく「草餅」「花見団子」のような取り扱い商品の名前を書いた短冊が貼ってありますね。最近ではケーキ屋さんやカフェのように、黒板におすすめ商品を書いているところもありますが。

（※画像はイメージです。）

私はあの店頭のおすすめ商品名をチェックするのが好きです。ときどき、昔ながらの渋いたたずまいのお店で「クリームチーズ大福」「ほうじ茶ゼリー」のような創作系スイーツの名前を見かけると、ついつい足が止まってしまいます。

ところで来年3月8日の名古屋ウィメンズマラソン、街中を走るわけですから、当然たくさんのお店の前を通り過ぎることになります。特に、ナゴヤドームをスタートして2kmほどで到達する地下鉄今池駅の周りは、たくさんのお店が密集しています。


出場するランナーの方がこの辺りを走っていて、見物に来られた方の人垣の向こうが見えたら、ちょっとびっくりするかもしれません。

ナゴヤドームから見て今池駅より少し手前のコース沿いに、「栗菓匠 和泉」という和菓子屋さんがあります。一見するといかにも老舗といった雰囲気の和風の建物なのですが、3月上旬には店先の黒板で「生チョコいちご大福」などのメニューを宣伝しているはずなのです。

もちろん、普通の白あん・粒あんのいちご大福もあります。冬から春にかけての限定商品なので、今の時期にはまだ売ってないですけどね。

逆に夏だと、これらのいちご大福シリーズの代わりに「メロン生クリーム大福」「レモン生クリーム大福」「トマト生クリーム大福」の三段攻撃三本立て！ 初めてこの道を通りかかってこののぼりを見た時には、思わず二度見して速攻お店に入りましたよ。

店頭で宣伝しているこれらの生クリーム大福の他にも、枝豆大福・よもぎ大福といった比較的オーソドックスなものから、抹茶クリーム大福・コーヒークリーム大福などの変わり大福を扱っています。

昔ながらの和菓子屋さんと見せかけて、とにかく守備範囲が広いというか、斬新な創作系スイーツの宝庫なのです。


先日、名鉄百貨店本店で開催されていた「名鉄沿線グルメ博覧会」にもこちらのお店は出展していました。その時には栗きんとん巻、栗きんとん大福など、秋限定の栗のお菓子を売っていたのですが、すでに山ほど買い物をしていた私は和泉のお菓子を買うのをあきらめざるを得ず…

この前今池方面に出かけたついでに、ようやく買うことができました、きんとん巻♪ 1本216円です。


細長い直方体に切り分けたたっぷりの栗きんとんが皮で包まれている、超ぜいたくなあん巻きです(*ﾟДﾟ*) 上品な甘さの皮はもっちりしっとり、同じく上品な甘さの栗きんとんは持っても崩れない程度には堅く、それでいて口に入れるとほろりとほどけて非常に食べやすい！

その時、いっしょに洋風のお菓子も2種類買いました。まず、小豆わっふる140円。
 

ワッフルの間に小豆入りの生クリームがはさんであるのですが、この生クリームがめちゃくちゃ軽くてびっくり！ 普通ならアンコをまぜればどっしりと重くなるはずなのに、このクリームはエアリーでふわっとしていて、舌の上ですっと溶けていくなめらかさです。

栗ヴァッフェル183円。クッキー生地の間に栗味のクリームがはさんであるお菓子ですが、とにかくクッキーの香ばしさが最高！ 何か月か日持ちするのもうれしいですね。


他には栗入りとバター入り、2種類のどら焼きもおいしいですよ(^q^)


名古屋ウィメンズマラソンのコース沿いにありますので、見物の方が買って帰るにも便利、ナゴヤドームからもわりあい近いので、他の地域から来られた方がお土産として買って行かれるにもいいですよね。

名古屋ウィメンズ土産を今池付近で買うなら、洋菓子は「ル・シャポン・ファン」、和菓子はこの「和泉」を強力におすすめします♪


※関連記事：フルーツ大福の輪が広がりつつある？
↑このお店で冬の新商品を買ってみました♪
 

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栗菓匠 和泉【名古屋市千種区】
アクセス：地下鉄今池駅2番出口から徒歩約5分。[地図]
営業時間：8:30～19:00（火曜定休）

URL：http://tabelog.com/aichi/A2301/A230106/23033102/