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名古屋人ランナーのご当地な日々

走った自分へのごほうびとしてご当地スイーツ&グルメを食べまくる、ダメダメな40代ランナーの日常。

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残り物には福がある、寄せ集めチームにはドラマがある

私は自分がマラソンをするようになってから、にわかに箱根駅伝に興味を持ち始めました。

それで、初めてお正月に駅伝の中継を見ておやっと思ったのが「学連選抜チーム」の存在です。つまり、予選をパスできなかった大学からタイムのいい選手を集めて編成したチームですね。

いっしょに見ていた家人から、学連選抜は以前はオープン参加で、何位になろうと正式な順位としては扱われなかったと聞いて首をかしげました。順位として認めないなら、なぜわざわざ走らせたんだろう?


一応、その時点(2013年大会)ではちゃんと順位がカウントされる状況になってはいました。これも、今年1月の大会からはまたオープン参加に戻ってしまったようですが…

こんな立ち位置があいまいな学連選抜というチームを真正面から取り上げた陸上小説が、堂場瞬一の「チーム」(実業之日本社)です。
 


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華やかなマラソン大会の舞台裏で、男たちの想いが交錯する

フルマラソンのペースメーカーというのは不思議な存在ですね。

選手ではないのにマラソン大会で先頭を走り、42.195キロのうち30キロを走り終えた時点でレースから離脱する。そこまでのスピードがどれほど速くても自分自身の記録にも栄誉にもならない。

30キロという長距離をハイペースで走るという、非常に労の多いことをしているにもかかわらず、応援や賞賛の対象になることはありません。


ふだん私が走っているような市民ランナー向けのマラソン大会ではペースメーカーの出番はありませんので、国際女子マラソン大会でもある名古屋ウィメンズマラソンに出場するまで「ペースメーカー」という人がいること自体知りませんでした。


名古屋ウィメンズマラソンでは、ペースメーカーの走る姿を間近で(と言っても一瞬ですれ違うだけですが…)見ることができます。正直、往路と復路ですれ違う一瞬では、ハイスピードで先頭を走っているペースメーカーは普通の選手とまったく区別がつきません。


堂場瞬一の小説「ヒート」(実業之日本社)によると、最近のマラソン大会ではペースメーカーはレースメイク上不可欠な存在で、選手たちの記録の良し悪しはペースメーカーにかかっていると言っても過言ではないのだそうです。


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陸上ものかと思ったら、母と子の愛憎のドラマだった

あ…ありのまま、今起こったことを話すぜ!

おれは陸上ものの小説を読んでいたら、家族の葛藤と再生を描いて終わっていた

な…何を言っているか分からねーと思うが(ry


というわけで、あさのあつこの「ランナー」(幻冬舎)という小説を読みました(前フリが適当にもほどがある)。


以前読んだ箱根駅伝ものの「風が強く吹いている」が非常に面白かったので、「もっとこんな感じの本ってないかな~♪」とググってみて、出て来た本の中の1冊です。

でも、この本は「風が強く吹いている」とはかなり雰囲気が違います。「風が~」はヒューマンドラマとしての側面ももちろんありますが、基本的にはトレーニングや大会などで走るシーンを中心に構成されている、まさに陸上小説です。

一方、この「ランナー」は、陸上競技そのものより親子や家庭の問題に多くのページが割かれていて、陸上小説というよりは家庭小説と呼ぶのがふさわしい気がします。

それでも、やはりランナーのはしくれとしてハッとするような描写があちこちにありました。


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箱根駅伝は小説で読んでもエキサイティングだ

11月に入り、早いもので今年もあと2ヶ月です。そして新年と言えばやっぱり箱根駅伝ですね!(気が早い)

昔は箱根駅伝にほとんど関心がなくて、家族が見ていても「何が面白いんだかな~」と横目で見ていたものですが、マラソンを始めたとたんに興味がわいて毎年中継を見るようになりました。ザ・現金☆

興味を持ちだしてからまだ日が浅いので、駅伝には箱根以外にも出雲駅伝・全日本駅伝があり、合わせて三大駅伝と呼ばれているということすらつい最近知ったばかりです。
10/13の出雲駅伝は台風で中止という残念なことになりましたが、11/2の全日本大学駅伝は天候が何とか回復して、無事開催されて良かった! せっかくの地元の大会だから沿道まで応援に行きたかったな~。


しかし真面目な話、自分が長距離を走るようになってみれば、駅伝の選手たちがどれほど速く走っているか、1区間20kmというのがどれほどの長さなのか、そして特に第5区・第6区の急な坂がランナーにとってどれぐらいハードなものか、実感を持って見ることができるようになります。

こうなると、ランナーとしてのレベルが桁違いとはいえ、出場する選手に勝手に親近感を覚えるようになりますよね♪(同意を求められても)

そうして箱根駅伝に興味を持った結果、駅伝もののフィクションにも手を出すようになりました。まずは箱根駅伝ものの金字塔ともいうべき作品、三浦しをん「風が強く吹いている」(新潮社)です。ていうか、他に駅伝ものの小説があるのかどうか知りませんが…
    


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陸上ロボットが自我を確立するまでの軌跡「Run! Run! Run!」

なぜ小学生や中学生は、マラソン大会の時に仲のいい子と「いっしょにゴールしようね~」と約束するのでしょうか?

この手の約束ってたいてい守られることはありませんよね。走るペースは人それぞれですから、普段どんなに仲良くしていても、足の速い子は遅い子をどんどん置いて行って先にゴールしてしまいます。

そもそもマラソンというものは、サッカーやバレーボールのような団体競技とは違う、孤独なスポーツです。最初から最後まで頼れるのは自分の体力と精神力のみ、駅伝を除けば、自分のミスを仲間がフォローしてくれたり逆に自分がフォローしたりということもありません。それでも、子供たち(大人でも)は長くつらいマラソンの間、仲のいい子が自分の横を走っていてくれることを望みます。

それはなぜか?という答えを示してくれるのが、桂望実による陸上小説「Run! Run! Run!」(文藝春秋)です。


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プロフィール

HN:
けだま
性別:
女性
趣味:
マラソン、食べ歩き、読書
自己紹介:
マラソン歴…約3年。
年齢…40代。
目標…サブ4.5!
名古屋ウィメンズマラソン2015のPRランナーとして始めたブログです。
2016年大会では年齢制限が厳しくなったため(悲)PRランナーになれませんが、引き続きマラソン・スイーツ・ご当地キャラなどの名古屋情報をアップしていきます。

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