名古屋人ランナーのご当地な日々

今年は60周年という節目の年だけあって、何となく予告ポスターも気合の入っている感じがします。
 

さまざまな工夫を凝らしたハリボテの装飾で有名な円頓寺商店街の七夕祭り、今年は7月29日(水)～8月2日(日)に開催されました。

本当は8月1日(土)に行く予定にしていたのですが、マラトレとかでら得！プレミアム商品券とかいろいろあって(^_^; あえなくダウン。最終日の2日に行くことにしました。

この日は大須商店街のコスプレパレードも見物に行きましたので、昼は大須、夜は円頓寺ととんだハシゴだったわけです。いくら忙しさから解放されたからといってはっちゃけ過ぎです。40代なのに。

※過去記事：ハリボテの祭典！ 円頓寺七夕祭り

出向いたのは日が落ちて少し気温が下がり始めた時間帯ですが、ごらんの通りのにぎわいでした。


アーケードの中に入っていくと、のっけからにっぽんど真ん中祭り（ど祭り）のような流し踊りの団体に出くわしてびっくり！


この方々は商店街の中を踊りつつ練り歩いた後、東側の円頓寺商店街に設けられた東本会場のステージ…というか、ぶっちゃけ円頓寺（お寺）の門前の駐車場ですが、そこでダンスを披露されていました。
 

最後は各団体取り混ぜて、さらに飛び入り参加もOKな総踊りで大盛り上がり♪


一方、西側の円頓寺本町商店街に設けられた西本会場では、ギターの団体さんが懐メロを中心に路上ライブを行っていて、こちらは主に中高年の方々（私を含め）を中心とした人垣ができていました。


この方々は「OH! JEANS（オジンズ）」という名前で活動されているそうです。演奏の腕もさることながら、少なくとも2時間は立ち通しで演奏された体力と根性にも脱帽です。

さらにその近くでは猿回しの実演も！ ここが一番人だかりがすごかったのでほとんど何も見えませんでしたが、お猿さんが竹馬に乗って軽々と走り回る様子だけは激写(*^^*)



でら安おいしい！ ここでしか食べられない売り物の数々
こういう出し物はもちろんのこと、屋台やお店もいろいろと見逃せませんよ(^q^) たとえばこちらの、路上ライブが行われていた西本会場のすぐ向かい側にある「フルーツショップマルゼン」は、この通りかなりのお客さんでごった返していました。


その理由は、この立派なカットパイン1/4個分がたったの150円！(*ﾟДﾟ)


サイズも立派なら味もしっかり甘いパイナップルが、氷の上でキンキンに冷やされているので暑い日にはたまりませんわ(*´д`) これはお客さんが殺到するのも当然です。

食べた後、果汁で手がベタベタする人のために手洗い用の桶とタオルまで用意されている至れり尽くせりっぷりでした♪


こちらの和菓子屋さん、「御菓子処 松露堂」も七夕セールであんみつや水羊羹がお得な値段になっていました。


注目はこちらの錦玉羹？ 正式には何と呼ぶのか分かりませんが（調べなさい）、とにかく寒天のお菓子です。


かわいい(*ﾟДﾟ)

真ん中の黄色いのは名古屋城の金シャチをかたどった寒天です。両脇の袋には、朝顔、スイカ、ナス、カエデ、カニなど涼しげなモチーフの寒天がミックスされています。（…カニ？？）

これらの寒天はスイカだけ、朝顔だけというように単品でも売っていますが、モチーフが可愛いので、いろんな種類をそろえたくてミックス袋にしました。値段は1袋216円。

どれも2～3週間日持ちがしますので、特に金シャチは名古屋土産にピッタリですね☆( ^-ﾟ)b


こちらはピンボケていますが(^_^; 東本会場のお向かいの「わや食堂」。


ここは自家製の野菜や果物を使ったメニューを中心に扱っていたようです。例えば、カットスイカが紙コップ1杯分わずか100円！ マルゼンのパイナップルに匹敵する大盤振る舞いです(*ﾟqﾟ*)

さらに、朝採れたばかりのジャガイモで作ったという、揚げたてポテトチップスもでらうま(*^q^*) こちらも1袋がたったの100円という破格の安さでした。


この他にも「お酒の神様」（元「Honey Style Cafe TOSHIN」）のハニーチューハイ、「しゃばらむ」のしゃちむすなど、よそのお祭りではまず見ないような、円頓寺商店街特有の商品が目白押しでした(^q^)


去年よりレベルアップしている？ 見事なハリボテの数々
さて、出し物も食べ物ももちろん重要ですが、やっぱり円頓寺の七夕祭りと言えばハリボテが主役！！（言い切り）

今年は七夕祭りが60周年ということで、例年以上に豪華なハリボテが多かったように思います。「60」の花輪を抱えたムーミン＆フローレンのカップル♪


中でも目立っていたのが、こちらの見事なスターウォーズのアーチ！ ちゃんと、ミレニアムファルコンなどの宇宙船がモビールのように回転している芸の細かさです。


アーチを裏側から見たところ。左側のスヌーピーも愛らしいですね♪ 右側のキャラがおばさん分かりませんが…


思わずほっこりしたのが、名古屋市立第三幼稚園のハリボテ（？）。七夕祭りを上回る100周年ってすごいですね(*ﾟДﾟ) おめでとうございます☆


そして去年に続き、やっぱりあった菊井中学校のハリボテ。


「たかたのゆめちゃん 菊井のきくちゃん 心は一つ がんばっぺし」と、今年も陸前高田のお仲間へのエール入りです。ええ話や(つД`)

こちらはお花紙を使ったポンポンによる貼り絵。小学校時代を思い出してほっこりしますね。モチーフは円頓寺商店街のオリジナル商品を表す「円むす」のロゴだと思われます。


アーチの上にディズニーのつむつむ。小さいお子さん大喜びですね(*^^*)


これもかなり目立っていました。口の中など、いろんな部分が光る可動式のゴジラ！ かなり精巧な出来！


サイズ的にかなりの迫力だったミイと福助。


バカボン＆バカボンのパパ！ ムーミン以外にも懐かしキャラがあっておばさん嬉しいです。


その一方で、まさに今流行？のふなっしー＆ねばーる君。ピンボケてしまいましたが(TдT)


これは芸術！ 何頭ものイルカが群れ飛ぶ豪華な飾りです。もったいないので、お祭り終了後は名古屋港水族館とかに展示してもらえないでしょうか(*ﾟДﾟ)


太陽の塔。もちろんこれも芸術ですね。主に爆発的な意味で。


去年、巨大なミギー（寄生獣）が異彩を放っていた「喫茶まつば」前では、今年は巨大キングコング！ ちゃんと片手に女性がつかまれている！


そして芸術的な七夕飾りはハリボテだけではありません。「きもの工藝ヲジマヤ」では、屏風か衝立のような雷神図などが飾られていました。風流や(･∀･*)


しかし、最終的に一番私の印象に残ったのはこちら、喫茶店「西アサヒ」のハリボテ。


どうやらお店で扱っている玉子サンドがモチーフのようです。斬新や(ﾟ∀ﾟ;)


円頓寺本町商店街では、ハリボテの七夕飾りの他に、郡上踊りの提灯がでかでかとぶら下がっていました。


その理由は、9月12日(土)に円頓寺本町商店街で開催される郡上踊りのイベント「えんじょい祭」のPRのためだったようです。


今回、東本会場で披露されたような本格的な踊りと違って、1000円の参加費で誰でも踊れるようなので、盆踊りとかが好きな人なら見逃せないですね(*^^*)

私は運動神経がなくて踊れませんが、見物には行こうかな♪ 楽しみですね～。


----------------------------------------------------------------------------------------------------
円頓寺商店街【名古屋市西区】
アクセス：地下鉄丸の内駅8番出口または国際センター駅1・2番出口から徒歩約5分、市バスの場合は「菊井町」または「明道町」バス停から徒歩2～3分。[地図]

URL：http://www.kinsyachi.com/view_mall.cgi?m=v&d=04027、http://www.kinsyachi.com/view_mall.cgi?m=v&d=04028