名古屋人ランナーのご当地な日々

以前、名古屋ネタの本で読んだことがありますが、名古屋で喜ばれるお土産はサイズが大きくて持ち重りのするもの。

具体的には、
・ういろう
・きしめん
・守口漬

が鉄板だと書いてありました。

さすがに、最近の若い世代ではそんなこともないと思いますが(^_^; 派手＆引き出物の多いイメージの名古屋の結婚式でも、最近の引き出物はカタログギフトが主流ですしね。

でも、確かにこのあたりの商品は根強い人気があると思います。ういろうは青柳ういろう・大須ういろと種類が豊富ですし、きしめんは普通に食べるだけでなくきしめんパイというお菓子にまでなって、とにかくこの3つは名古屋のどこででも見かけますからね～。

あの名古屋名物もスイーツに…
少し前のことになりますが、デパ地下に買い物に出かけたら、催事スペースに期間限定で「くりの樹」というケーキ屋さんが出店していました。

お店に並んでいたのはシフォンケーキ、パウンドケーキ、クッキーなどの焼き菓子。特にケーキは、桑茶味とかメープルシロップ味とか種類が豊富でした。

シフォンケーキにもかなり心をひかれましたが、より日持ちのしそうなパウンドケーキとクッキーを購入！

パウンドケーキは3個400円で5種類ありました。


・フルーツケーキ
・イチゴ
・オレンジ
・桑茶
・守口漬

です。

…ちょ、ちょっと待ってください、最後にさらっととんでもないメニューが混じってますが(;ﾟДﾟ)


なんと、きしめんだけでなく守口漬までスイーツになっていたのです。

これがその守口漬ケーキのドアップです。


緑色のアンゼリカが入っているせいもあって、守口漬部分がオレンジピールかレモンピールのようにしか見えません。

しかし、見た目は普通のフルーツケーキに見えても実際は漬物入りという未知の味です。恐る恐る口に入れてみると、これが意外に漬物感はあまりありません。

食感も別にケーキと不協和音を奏でそうなシャキシャキ感はなく、漬物だけあってちょっと塩気がきいている感じですが、その塩気がスイカに振った塩のように甘さを引き立てている感じで、意外な好相性でびっくり(*ﾟДﾟ)

入っている漬物はレモンピールのような見た目なので、知らずに食べたら「塩レモン？」とか思いそうです。（意味不明）

お店の人によると、この守口漬ケーキは地元の小学校の給食にも出るのだそうです。地元ｽｹﾞｰ(;ﾟДﾟ) まあ、ケーキに守口漬と聞かされたら私なんかは構えてしまいますが、産地の人なら慣れっこなんでしょうね～。

実際のところ味はおいしいですし、健康にもいいでしょうし地産地消という観点からも小学生に食べさせるメリットは多そうです。


その他のケーキはどれも普通においしそうですね(^_^; ていうか実際おいしいです。健康に良さそうな桑茶ケーキ、ピールぎっしりのオレンジケーキもいいですが、注目はこちらのイチゴ味！(*^^*)
 

生地にイチゴピューレが練り込まれている上に、乾燥イチゴまで入っていて、やだぜいたく(*´Д`) すごく濃厚なイチゴ味でおいしかったです♪


クッキーは1袋320円でした。ごらんください、このおいしそうなフォルム(*^q^*)


個人的に、この手の絞り出し＋上に赤や緑のドレンチェリーがのったタイプのクッキーって、あらゆるクッキーの中で一番おいしそうな外見をしていると思います。

実際に食べてみると、期待にたがわず、サクサクホロリな食感が最高でした♪ クッキーはこれ以外にラングドシャや黒ゴマのチュイールといった種類もあったので、他のも買ってみればよかったな…


ところでこの「くりの樹」というお店、パッケージの住所を見たら扶桑町となっていました。

扶桑町と言えば、去年10月、スイーツウォーキングという画期的なイベントが開催された丹羽郡の町です。さすがは丹羽郡、あなどれん！(*ﾟДﾟ)
 

※過去記事：丹羽郡の太っ腹企画・スイーツウォーキングに参加しました♪


このスイーツウォーキングは、丹羽青年会議所20周年記念事業ということで1回限りのイベントらしいのですが、丹羽郡のスイーツのレベルの高さを考えるにぜひもう1回やるべきですね☆

そして、順路にはぜひこの「くりの樹」も入れていただけるとうれしいです（厚かましいにもほどがある）。



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くりの樹【丹羽郡扶桑町】
アクセス：名鉄犬山線扶桑駅から徒歩約17分。[地図]
営業時間：8:00～18:00（水曜・第3火曜定休）
URL：http://tabelog.com/aichi/A2303/A230301/23054471/