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名古屋人ランナーのご当地な日々

走った自分へのごほうびとしてご当地スイーツ&グルメを食べまくる、ダメダメな40代ランナーの日常。

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最近、ランナーズハイが来ないんです。

今日は週に一度の、ラン仲間との練習日♪ 脚が痛かったり天気が悪かったり用事があったりで、前の練習から1週間も空いてしまいましたが(^_^; その前が中1日というちょっと過密気味の練習スケジュールだったのでちょうどいい休養になったらしく、なかなかの好調でした☆


…ただ、前回走った時に体重が減っていたので油断して食べまくった結果、ごらんの通り元の木阿弥でございます orz

それはそうと、調子よく走っている時にふと重大なことに気がつきました。

最近、ランナーズハイになった覚えがありません。


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2年半ほど前、社会人になってから15年以上もまともに運動をしていなかったのに、無謀にもいきなり1時間のマラソンに挑戦してしまいました。

当然、初めのうちは歩くのと変わらないようなスピードしか出せず、それでもめちゃめちゃ苦しくて、1時間立ち止まらないように体を動かし続けるのがやっとという感じでした。


でも、1時間の練習に何回も参加していて、2~3か月たったころでしょうか、30分ほど走ったところで急に不思議な感覚に見舞われました。

突然、呼吸が楽になって、体の重さを感じなくなり…

脚がスイスイと前に出て、まるで飛ぶようにどんどんスピードが上がり…

このままどこまでも走っていけそうな、約1キロの周回コースを一瞬で走り抜けられそうな、そんな錯覚に陥りました。

何というか、精神医学の世界なら多幸感とか名前がつくんでしょうか? とにかく、今までで最高に気持ちのいい、絶叫マシンを超える快感でした(比較対象が微妙…)。


そもそも、ランナーズハイって何?
至福の時間はだいたい5分ともたないんですが、ランニングを始めて最初の1年は、4~5回練習すれば1回ぐらいはこの状態が来ていたと思います。

でも、考えてみるとかれこれ1年以上はこの状態になっていない!(;゚Д゚)

あさのあつこの陸上小説(家族小説?)「ランナー」の感想でも走り始める時の苦しさについてつらつらと書きましたが、最初は体が重くて息が上がっても、しばらく走っているうちに体が軽く感じられるようになり、呼吸も楽になってスピードが上がる状態になることはよくあります。


でも、それは単に運動で筋肉が温まった結果な気がします。この状態には「セカンドウィンド」とちゃんと名前がついているみたいですね。

そもそも、呼吸が楽になると言っても普通の時に比べればやっぱり苦しいですし、体を軽く感じるというのも負荷や抵抗が小さくなるだけのことで、羽根のように飛んでいきそうな軽さにはおよびもつきません。

あの、自分が風になったようなとか、地球の重力から解き放たれたようなとか、体をしめつける鎖やくびきから自由になったようなとかいった、中二病のポエマーみたいな描写以外では表現できない感覚とはやっぱり別物だと思います。


調べてみると、ランナーズハイは苦しい運動を続けることで脳内麻薬が出たために起こる、というのが定説のようですね。「グラップラー刃牙」シリーズでもおなじみのエンドルフィンというやつです。


つまりあの感覚は、走りながらラリっているのに近い状態だったと(゚_゚; 確かに、あの万能感というか、視界が一気に開けてどこまでも先まで見渡せそうな、怖いものなしの無敵状態はトリップっぽいと言えばそんな感じかも…

以前何かで「ランナーズハイは主に初級者に起こる」と読んだ覚えがあるのですが、これ本当なんでしょうか。

そうだとしたら、ランナーズハイが起きなくなったのは一応初級者を卒業したということになるので、それはそれでうれしいのですが、もう二度とあの感覚を味わえないのかと思うとショボーン(´・ω・`)


一流アスリートだけが到達する謎の境地。
箱根駅伝を描いた三浦しをんの「風が強く吹いている」では、駅伝の本番中に、主人公の走(カケル)が「ゾーン」という状態に入る描写があります。


この本によると、「ゾーン」とは高い集中がもたらす一種の神がかり状態で、ランナーズハイに似ているけれども、訓練を積んだトップアスリートに、それも試合中のみにまれに起こる現象なのだそうです。

ランナーズハイの引き金になるのは体を動かすことですが、「ゾーン」は極度に集中・緊張した心理状態によって引き起こされるのだとか。ランナーズハイが脳内麻薬によるセルフトリップだとしたら、「ゾーン」はとぎすまされた達人の境地といったところでしょうか。


つまり、ランナーズハイを起こすような初級者の段階を卒業してしまった以上、トップアスリートの仲間入りをしない限りはあの感覚は二度と味わえない、ということ? そんなこと言われても、ビギナーに毛が生えた程度のヘタレランナーとしてはどうしたらええんですか(TДT)

一応、この本ではランナーズハイについて、「心身の条件がそろった時にある程度の距離を走れば、ジョギングでもランナーズハイは訪れる」と説明しています。

これが本当なら、何か条件を満たせばまたあのトリップぞくぞくする感覚を呼び戻すことができるのかもしれません。あきらめずに、その条件を探してトライしてみようと思います。

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けだま
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女性
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マラソン、食べ歩き、読書
自己紹介:
マラソン歴…約3年。
年齢…40代。
目標…サブ4.5!
名古屋ウィメンズマラソン2015のPRランナーとして始めたブログです。
2016年大会では年齢制限が厳しくなったため(悲)PRランナーになれませんが、引き続きマラソン・スイーツ・ご当地キャラなどの名古屋情報をアップしていきます。

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