名古屋人ランナーのご当地な日々

昨夜から森博嗣原作のドラマ「すべてがFになる」が始まりましたね。さっそく視聴して一言。

舞台が神奈川県になってんじゃねえかゴルァ！！(#ﾟДﾟ)

…ぜいぜい。いや、失礼しました。内容は面白かったですよ？ ディープな原作ファンの人ならいろいろ意見もあるでしょうが、主人公・犀川もヒロイン・萌絵も私は納得でした。特に萌絵は、原作の分析力と行動力、さらには微妙なウザさまでよく再現されていると思います。

真賀田四季役も常人じゃなさそうな雰囲気がちゃんと出てましたしね。台詞が棒読みっぽいのは気になりましたが、謎の天才科学者だけに、画像も音声も合成みたいな特殊感を出したかったのかな～と脳内補完しました。

予算や俳優さんの都合で愛知でロケできないというならまあ仕方のないことです。でも、キャプションぐらい「愛知県」にしてくれてもバチは当たらないじゃないですか～何もキャストに名古屋弁しゃべれとは言わないからさ…


…というわけで、ちょっと気を鎮めるためにも、小説＆ドラマの舞台である建築学科つながりで、建物のすばらしい名古屋の料亭について書きたいと思います。

その名は「河文」。


先日、名鉄百貨店で開催された名鉄沿線グルメ博覧会にも出店していたこのお店は、もともとは名古屋最古の老舗料亭だったのを近年になって別の会社が買い取って改装したもので、今では和食の他にもイタリアンなど手広くやっているようです。

河文の建築
私はここでの結婚式にお招きいただいたことがありまして、料理が美味しいのはもちろんですが、建物の雰囲気も最高でした。

建築関係については全くくわしくないのですが、外見は雅な和風建築でありながら会場は豪華な細工のシャンデリア、高級感を感じさせるどっしりとした絨毯に、テーブル・椅子などの家具もアールデコ調（※適当なイメージで言っています）と、伝統と格式を感じさせる洋風の広間になっていて、「大正から昭和初期にかけてのモダン建築」というフレーズが頭をよぎりました。あくまでも適当なイメージですが。

大きな窓からは日本庭園を基調とした庭を望むことができて、これまた実に眼福でした♪


Wikipediaによると、大本の建物は江戸時代からの由緒あるもので、あちこちが登録有形文化財になっているのだそうです。すぐ隣に立っているイタリアンレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」にもその一部が流用されているらしいので、料亭だけでなくイタリアンレストランも歴史ある雰囲気を楽しめるということですね！

名古屋の街中に突然現れる閑静で格調高い空間は、落ち着いて食事を楽しむには最高のロケーション！ 結婚式や宴会はもちろんのこと、通常のお食事やお茶にもおすすめです。


河文のスイーツ
元々が料亭、つまり和食専門とは言え、結婚式でのウェディングケーキとデザートは一級品だったと思います。なので、グルメ博覧会で見かけた時には一も二もなく買ってしまいました。

「四種のチーズケーキ」というのは売り切れでしたが、薩摩芋のプリンと黒豆パンナコッタ各250円、あられ入りホワイトチョコ150円を無事ゲット！

薩摩芋のプリンは、なめらかな舌触りの中に、ほんの少し感じさせるお芋のざらりとした感触がいかにも濃厚な感じで、お芋の甘さを活かしているだけに甘味は強いですが自然でしつこさがありません。
上の黒糖ゼリーも、黒蜜のような味と食感で、甘いけれどもさっぱりしていてお芋と好相性！
 

黒豆のパンナコッタは、きな粉系とでも言いましょうか、やっぱり普通のパンナコッタとは一線を画した和菓子風の味です。これまた濃厚ですがさっぱりしていて美味ｖ

あられ入りホワイトチョコは、一瞬柿の種チョコを連想したのですが、あられと言ってもお茶漬けに入っているような、塩味の付いていない小粒のものです。しかも色がカラフルで可愛いですね♪


ホワイトチョコって、安物だと普通のミルクチョコ以上に目も当てられない味になりますが（何か表現がおかしい？）、このチョコはなめらかな舌触りと口どけ、コクのある濃厚な甘さ、本物です。


河文のイベント
何と、こうした高級デザートを楽しめるデザートバイキングを、河文では提供しているそうです。正確にはイタリアンレストラン「THE KAWABUN NAGOYA」の方ですが。くわしくは公式サイトの該当のページ（こちら）でチェック！

日時：毎週水曜日 11:00～14:00（15:30終了）
料金：大人2700円 小学生1600円 幼児550円

水曜日だけか…ちっ…
案内を見るとこれから3週間ぐらいは満席のようなので、早めに予約することをおすすめします。


この他、料亭の河文の方でも期間限定で甘味ビュッフェが開催されるそうです。

日時：11月25日(火)～28日(金)
時間：11:00～13:30、14:00～16:00
料金：大人3780円 小学生2500円 幼児1000円

料金はイタリアンに比べるとやや高めですが、公式サイトの案内（こちら）を見ると、もうほとんど予約で埋まっているようです。これが老舗の実力か…


何で平日にばっかりやるんだよう、仕事で行けないよう(TдT)という方（※私も含め）に朗報！ 11月にまたしても名鉄百貨店本店への出店が決まったそうです。
期間は11月5日(水)～11月11日(火)、場所は名鉄百貨店の地下1階のイベントスペースです。（くわしくは公式サイトのこちらの案内をご覧ください。）

これなら仕事帰りや週末に寄れますね♪ 楽しみだ～(*^^*)



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河文【名古屋市中区】
アクセス：地下鉄丸の内駅 1番または2番出口から徒歩5分。[地図]
営業時間：10:00～19:00
URL：http://www.kawabun.jp/

THE KAWABUN NAGOYA【名古屋市中区】
アクセス：地下鉄丸の内駅 1番または2番出口から徒歩5分。[地図]
営業時間：10:00～19:00
URL：http://www.thekawabunnagoya.com/